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平成30年・皇紀2678年10月28日

 うらしま たろう

『古事記』は地球問題の解答書

−−−− 時空の迷いを断つ『古事記(ふることぶみ)』−−−−

 

はじめに

 

 明治天皇御製

  いそのかみ ふることぶみは 万代(よろずよ)も
      さかゆく国の たからなりけり

  石上(いそのかみ) ふるごとぶみを ひもときて 
      聖(ひじり)の御代の あとを見るかな

  かみつ代の ことをつばらに しるしたる
      書をしるべに 世を治めまし

 上に掲げさせて頂いた御製は、『古事記』について御詠みになられた、明治大帝の御製であります。明治天皇様が、『古事記』をとても大切になさっておられた事が分ります。又、「ふるごとぶみをひもときて」、「世を治めまし」と、「まつりごと(政)」に『古事記』を生かしておられた御様子がしるされております。現代に生きる吾々も、『古事記』を今に生かす精神を倣(なら)いたいものだと思います。

 

 明治天皇様の上二つの御製の「いそのかみ(石上)」は、「ふる」の枕詞(まくらことば)です。この「石上」は、奈良の「石上神宮」が有名ですが、こちらの御祭神「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」は、『日本書紀』の「国譲り」に登場する「経津主神(ふつぬしのかみ)」と同一神とされています。本サイトの中で触れたいと思いますが、「経津主神」の、この「経津(ふつ)」は「断ち切る様」を表わしており、「時間空間の現象世界を断ち切る」意味が含まれていると考えられます。つまり、「時間空間の現象の迷いを断ち切る」事によって、天下平定する事を表わしていると考えられます。後に詳しく触れさせて頂きますが、『古事記』に書かれている「天鳥船神(あめのとりふねのかみ)」(時間空間を超越する神)と、『日本書紀』に書かれている「経津主神」は同じ働きを示す神様であると言えます。

 

 因みに、『古事記』『日本書紀』に出て来る色々な御神名は、宇宙の神秘なる働き≠フ象徴として付けられていると考えられますので、その御神名の持っているであろう「意味」を探ることで、記紀(『古事記』『日本書紀』)を通じて古代日本民族が示そうとした、宇宙の神秘なる働き≠フ一端を汲み取れるものと考えます。

 

 つまり、『古事記(ふることぶみ)』の枕詞である「石上(いそのかみ)」は、「時間空間の現象世界」を断ち切って、「今≠フ一瞬(生命・神の世界)を生きる」ことを象徴的に示していると考えられるのです。この『古事記』に関する明治天皇様の御製を拝見しただけでも、『古事記』の持つ本質的意味を感じ取る事が出来ると思います。このサイトの「サブタイトル」に【時空の迷いを断つ『古事記(ふることぶみ)』】としたのは、『古事記』が持っている「時間空間の現象世界」を断ち切る本質的パワー≠フ真相に、是非とも穿ち入りたいと願って付けたものです。

 

 現代社会は、西欧物質文明の破局を呈していると思われます。世界中で困難な問題が山積し、どのように解決すればいいのか、途方に暮れている状況にあると言えるでしょう。もう小手先の対策では、それらの難問を解決出来ない事に、多くの人類が気付き始めています。これら無数の難問は、実はたった一つの大本にある原因から生じていると考えられます。それは、「唯物二元論」という「迷い」であります。

 

 この「唯物二元論」についても、本サイトで詳しく触れて行きたいと思っていますので、ここでその説明は省かせて頂くとして、その「唯物二元論」の「迷い」を、抜本的に解決する「鍵」となる思想を探さなくてはなりません。それがなんと『古事記』であるという事が分って来ました。『古事記』は、「神から神々が生れ」「神から天地万物が生れ」「神から国家が生れ」「神から天皇が生れ」「神から人間が生れた」という、徹底した「神一元」の思想体系になっているのです。「豚から生まれた存在」は「豚」ですから、「神から生まれた存在」は「神」です。すなわち、『古事記』の世界観では、「神から生まれた一切万物」は「神」だということになります。この思想体系をここでは「唯神一元論」と称させて頂きました。

 

 そして、「神の詔(御心)」が如何に地上世界(時間空間の現象世界)に投影されて行くかという「宇宙的メカニズム」を、「神話物語」の形で解り良く書かれているのが、この『古事記』であると思うのであります。このような視点で『古事記』を学ぶ時、現代の地球が抱え込んでいる無数の「難問題」の答えを、その中に見出せることが分って来ました。と同時に、『古事記』に書かれている数々の「神話」が、それぞれ「現代の預言」となっている事が理解できた時、実に不思議としか言いようのない強い感銘を受けるのです。

 

 地球上に現れている究極的な「難問題」を、『古事記』の持つ「時間空間の現象世界」を断ち切る本質的パワー≠ノよって、次々に解決し得るその様子が、恰も「学校の一課程を終了する時の試験問題≠ノ対する解答書=vを連想させる所から、当サイトの「タイトル」を【『古事記』は地球問題の解答書】と附しました。

 

 よくぞ、今の時代まで『古事記』を残して頂いたものであります。この古(いにしえ)の書は、日本のみならず、世界各国、地球にとっての「宝物」であると思うと共に、この『古事記』を紐解く事によって、地球上の一切の「難問題」を快刀乱麻の如く断ち切る事が出来ると、信じて疑いません。現在の地球は、「物質科学」と「金融支配」と「利己主義」の限界点に差し掛かっている、極めて危険な状態にあると言えます。今≠アの時、それらの抜本的問題解決の本質的パワー≠持つ『古事記』の存在は、「人類の救世主」とも言うべきものであると言えるのです。

 

 「日本文化」の真髄にして根源である『古事記』が、全ての日本人と、全ての外国の人々に御理解頂けることを切に祈ります。

 

 平成30年(皇紀2678年)10年28日
  うらしま たろう
  © 2018 Urasima Taro

 


も く じ

第1章
『古事記』と「神道」の世界的歴史的意義について

1節

世界の問題を俯瞰して見る

2節

(1) 唯物主義 (2)二元論思想 (3)罪と罰の意識は、『旧約聖書』の思想から生じた

3節

全ての存在を「神」と認める『古事記』

4節

『古事記』と『旧約聖書』の比較

5節

『旧約聖書』の思想が何故悲劇をもたらしたか

6節

「物質科学文明」と「唯物二元論的迷い=vの意義

7節

『古事記』の思想が『旧約聖書』の思想をリードした時、世界平和が完成する

8節

『古事記』は、キリストの「愛」「神の子」の真髄に通ずる

第2章

『古事記』の「唯神一元論」を科学的に証明する

1節

『古事記』と現代宇宙科学との類似性

2節

「問題」は「時間空間の世界」にあり、
「解決」は「無時間無空間の世界」にあるという『古事記』の世界観

3節

量子力学によれば、「物質極微の世界」では「非客観的存在」である

4節

理論物理学者は、「生命・心の世界」と「時間空間世界」との境目を研究している

5節

「生物」と「生命」を混同している現代科学

6節

「時間空間」は、「過去」を計測(認識)するための道具である

7節

「今の一瞬」は実在するが、「過去」は無い

8節

「パソコンのメカニズム」は、「時間空間の宇宙のメカニズム」と似ている

9節

「パソコン宇宙」の喩えによる、
「宇宙が一瞬一瞬しか存在しない」事の比喩的証明

第3章

『古事記』の「唯神一元論」の世界観を理解する

1節

「木はその結ぶ実によって分かる」という「客観的傍証」はどのように成立するか

2節

「生命的創造(選択)決定」が主≠ナあり、「因果の法則」は従

3節

「今の一瞬」が「実在」の根拠である

4節

「時間空間の世界」は「鏡の世界」のようなもので、実在しない

5節

「今の一瞬一瞬の創造の連続」が、「物質世界の連続性のイメージ」を作っている

第4章

『古事記』の「主体しか存在していない」という
宇宙のメカニズムを解明する

1節

「物質の猫」は無い、「主体の生命」と一体の「猫の生命」がある

2節

「因果の法則」と呼ばれている「時間空間の世界」への投影(物質化)システム
/主観的想像の客観化

3節

「録画カメラ」を使った「主体が主体自身を客観的に観察する」方法
/主観的行為の客観化

4節

ロボットの機能を見て人間の特徴を学ぶ

5節

全ての私(主体・生命)は一体であり、客体は主体の創造活動の作品結果

6節

人類の問題は「無明」に発している、「正しい智慧」が現れれば問題は消える

7節

釈迦もキリストも『古事記』も同じ真理を説いている

8節

これからの地球が目指す方向

第5章

「真の日本国家独立の阻害」となって来た諸問題の「天岩戸開き」

1節

『古事記』の基本精神「神の詔」

2節

『古事記』に記されている「神の詔に反した生き方」と『旧約聖書』の悲劇的神話

3節

『旧約聖書』の「神との断絶」による悲劇と、その解決法

4節

『物質的原因結果の法則=xと『生命的因果の法則=x

5節

「ビッグバン」のメカニズムと「ビリヤード」のメカニズム

6節

「生命的活動」は「合目的的意志」と「生命的波動リズム」が特徴

7節

「国津神」(物質科学文明の象徴)の「発展」を経て、
「天津神」(霊的文明の象徴)による「国譲り」(平和的平定)が完成する

8節

敗戦後の「日本國体」の破壊と『古事記』が示す復活のメカニズム

第6章

『古事記』は「量子力学的検証実験データ」の集大成

1節

「実在していない物質」を「物質が実在している」とする現代物理学の根本的誤謬

2節

結果を観測して起源を推論する、現代理論物理学者の誤謬

3節

結果の観測結果から、「生成」手法を想像できない一例

4節

量子力学は、物質とは振動そのもの∞概念≠セという理解に達している

5節

物質とはエネルギー(振動・概念)であり、客観的存在ではない

6節

感覚器官の感じる実感が、論理的解釈や科学的事実を無視している

7節

量子力学、理論物理学の教える物質の実体

8節

「物質元素」の本質が生命的・知恵的存在≠ナある証左と、『古事記』の基本概念

9節

『古事記』に秘められた神秘
/「一切万象」は「神=主体(我)」の反映(鏡の世界)

10節

量子力学的解析を使った「宇宙のメカニズム」の解明

第7章

「国際金融資本の問題」を「国譲り神話」で読み解く

1節

 

2節

 

3節

 

4節

 

5節

 

6節

 

7節

 

8節

 

9節

 

10節

 

 


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